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No.0515 人間学・ホスピタリティ 『佐久間塾~絆・つながりを求めて』 佐久間 進(日本儀礼文化協会)
2011.12.18
サンレーグループの佐久間進会長が著書を刊行しました。『佐久間塾~絆・つながりを求めて』(日本儀礼文化協会)という本です。
本書に収められた文章は、毎月開催される「佐久間塾」での佐久間会長の講話です。2007年から2011年の5年間の講話の中からピックアップして、再構成したものです。
〜絆・つながりを求めて〜
すべてのページを繰るたびに、その時々で社会が直面していた問題や、わが社が抱いていた志が甦ってくるように思えてなりませんでした。
もちろん、わが社より大きな会社、利益の出ている会社は無数に存在します。しかし、志の高さ、使命の大きさは、どこにも負けないと自負しております。
また、読み返してみると、「礼経一致」をはじめとした私の考えのすべてが、佐久間会長から受け継いだものであることを再認識いたしました。本書は、佐久間会長の喜寿の祝いとともに金婚式の祝いも兼ねて刊行されました。来年1月に北九州、金沢、沖縄で開催される「佐久間進の喜寿を祝う会」で参加者の方々へ渡される予定です。
巻頭には「人類愛に奉仕する」という宣言文を掲載
本書の「目次」は、以下のようになっています。
宣言「人類愛に奉仕する」
―冠婚葬祭を事業とする者の終局の目的としたい―
序文 (株)サンレー代表取締役社長 佐久間 庸和
「佐久間塾」発刊によせて 京都大学こころの未来研究センター教授 鎌田 東二
第1章 ホスピタリティあふれる日本に
第1話 なぜ今「ホスピタリティ」なのか
第2話 歴代総理大臣の葬儀
第3話 品格・気品を説く小笠原流礼法
第4話 ホスピタリティをサンレーから発信
第2章 サンレーの経営と目指すもの
第1話 日本観光旅館連盟の会長職を辞して
第2話 「最高の満足」「最適な利益」が基本理念
第3話 「陽転思考」こそが、人を幸せに導く
第4話 チャレンジ精神で業界五傑を目指す
第5話 ブランド化してきたサンレー
第6話 経営者から学ぶ営業のヒント
第3章 人生の通過儀礼を考える
第1話 結婚とは人の道
第2話 結納式こそ五縁の原点
第3話 「思いやりに満ちた温かい家庭づくり」とは
第4話 自分を「光輝好齢者」と呼びたい
第4章 「隣人祭り」のすすめ
第1話 フランスから始まった
第2話 隣人愛を形にしたコミュニティづくり
第3話 ブータンの国民総幸福を見直そう
第4話 会社定年と隣人祭り
第5話 休活で決まる将来の人生
第6話 「サンレー」という社名は素晴らしい
第5章 東日本大震災を契機に新しい日本の姿をデザインしよう
第1話 東日本大震災を東京で体験
第2話 地震の怖さはどこまで・・・
第3話 生きていた人と人との絆・つながり
第4話 震災後の復興は陽転思考で
第5話 江戸時代を見直そう
「あとがき」
序文は、長男であるわたしが書きました
「『佐久間塾』発刊によせて」を鎌田東二先生に書いていただきました
本書の冒頭には、佐久間会長の写真とともに「何事も陽にとらえて 明るく・楽しく 生き生きと生きる。 そこに道は開ける。」という言葉が紹介され、「宣言 人類愛に奉仕する~冠婚葬祭を事業とする者の終局の目的としたい~」が掲載されています。
また、「序文」をわたしが書き、「『佐久間塾』発刊によせて」を鎌田東二先生(京都大学こころの未来研究センター教授)が書いて下さっています。
冠婚葬祭互助会の社会的責任および社会的使命を問われている昨今ですが、(社)全日本冠婚葬祭互助協会の初代会長も務めた佐久間会長は互助会の理念を高らかに謳い上げています。わたしは、本書を読んで互助会の初志というものを学びました。
本書は基本的に非売品ですが、業界関係者などで希望される方は、よろしければ下記まで御連絡下さい。冊数に余裕があれば、寄贈させていただきます。
〒802-0022 北九州市小倉北区上富野3-2-8 (株)サンレー社長室
TEL:093-551-3030 FAX:093-511-2521 (担当:鳥丸、織田)