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2014.04.02
『ウォルト・ディズニーの言葉』(ぴあ)を再読しました。
本書はウォルト・ディズニー生誕110周年を記念して刊行されたもので、サブタイトルは「今、我々は夢がかなえられる世界に生きている」です。もともとウォルトの名言集として人気のあった本ですが、オリジナル原語(英語)つきで再編集され、装いも新たに刊行されたのです。
本書のチャプターは6つに分かれています。すなわち、「夢」「挑」「失敗」「仕事」「ディズニーランド」「人生」です。
それぞれの言葉には、英語と和訳が紹介されています。そのため、ウォルトの生の言葉(原文)を確認した上で読み進めていけるので、彼のメッセージが理解しやすくなります。名言の挿絵として、ドローイングのミッキーやドナルド、ダンボやティンクなどが描かれています。ディズニー・ファンにはたまりません! 本書には、ウォルトの名言が多く紹介されていますが、特にわたしの心に強く残ったのは以下の10の言葉です。
夢を実現させる秘訣を知っている人にでも、越せない壁があるなどとは、どうにも信じられない。私が思うに、その秘中の秘は4つの”C”で要約される。つまり、好奇心(Curiosity)、自信(Confidense)、勇気(Courage)、そして不変性(Constancy)だ。なかでも一番大切なのが”自信”、自分を信じるということだ。ひとたび、こうと思ったら、盲目的に一片の疑いもなく、それにのめり込んでいくということだ。
私はよく人から成功する秘訣を教えてほしいとか、どうすれば夢を実現できるかと尋ねられる。その答えは「自分でやってみる」ことだ。
物事をスタートさせる方法は、
口ではなく手を動かすことだ。
単なる金儲けは昔から嫌いだった。
何かをしたい、何かを作りたい、何かを始めたい、そう思っていた。
人生で経験したすべての逆境、トラブル、障害が、私を強くしてくれた。
若いころに大失敗すること、もしくは痛い目にあうことは重要なんだと思う。私もそこで多くのことを学んだ。
リーダーシップには強い信念、何かを信じる心が必要だ。
ここに来る人たちをただの商売上の顧客としてではなく、ゲストとして扱ってほしいんだ。
もっと愛想をよく接客するように。
それができないならここでは働けないよ。
僕らは幸福を売っているんだ。
私は辛抱強く人の話を聞く。
しかし、ひとたび決心すると、頑固と言われるまでに自説に固執する。